●製麺の技で情緒表現 太宰府天満宮の心字池の水面に揺らめくクスノキの緑。透明感あふれるワンシーンが見る人々の心をとらえる--。6月に宮城県白石市のはたけなか製麺から発売された新商品の「透きとおる麺」のパッケージデザインだ。 作者は福岡県太宰府市在…続きを読む
●夏物商戦は前年並みキープ 宮城県全域で地域密着の商品提案、物流展開する宮城県涌谷町の千坂の夏物商戦は前年並みの数字はキープした。ただ乾物類のお盆商戦向け食材は年々厳しい。小売店の商戦企画が落ち込みをカバーしているとみている。「一品一品精査すると通…続きを読む
●今年も同レベルを予想 コープ東北サンネット事業連合は、乾麺の今期に入ってから7月までの数字は、コープみやぎ、コープふくしまが数量で前年比0.6%増、金額で同3.7%増。そうめん・ひやむぎが数量で同3.8%減、金額で同1%減と少し落ちた。 主力の…続きを読む
国分東北の23年10月から24年7月の乾麺販売状況は数量が前年比2.9%増、金額が同6.6%増の状況となっている。23年10月から24年3月の秋冬は金額で前年比1.1%増と23年の同時期を超えたが、数量は同7.2%減の前年割れだった。24年春夏は最需…続きを読む
宮城県登米市が発祥の油麩は中小零細メーカーが多いが、仙台麩で知られ山形屋商店は最大手。商品開発やメニュー提案で業界を引っ張っている。小麦粉と食用油という値上げ続きの原料と、同様に高騰する包材資材がコストの多くを占める商品だけに、先送りも限度と今年1月…続きを読む
宮城県仙台市のカネタ・ツーワンは「濃い味のり4切5枚」「焼きのり4切6枚」などの新商品を9月に発売した。主流の全形タイプが苦戦する一方、価格訴求力と利便性を合わせ持つカットタイプが注目されつつある。新たなコンセプトの商品を軸に、減退する消費に歯止めを…続きを読む
海苔大手の白子は「値頃」「適量」などのアプローチで東北エリアのシェアを拡大する。アフターコロナの環境下で需要が回復してきたおにぎり海苔や小分けの朝食海苔などカットタイプの商品が柱となりそうだ。価格改定により「海苔が高い」といった印象が広がる中、需要喚…続きを読む
●好調は海苔、ワカメ、鰹節 日本アクセスの東北エリア2023年4月から24年3月までの前期乾物累計は、金額では前年比8.3%増と前年を上回った。 部門別に見ていくと海産は金額で同7.8%増。値上げ幅が大きく、数量が落ち込んだ。農産は金額同8.9%…続きを読む
●乾物の安定供給に努める 山形丸魚が2020年に立ち上げた水産加工品メーカーのシーブローズ(天童市)。柱となる乾物事業の4~7月の販売実績は売上高が前年比5.4%減となった。乾物をダウントレンドと見る向きがある一方、郷土料理が多い山形県では根強い需…続きを読む
◇国分東北・マーケティング部商品課兼地域共創課 佐藤広子氏 23年10月から24年7月末にかけた国分東北の乾物販売実績は金額ベースで前年比10.7%増と前年を上回る状況だ。カテゴリー別では海苔が同20.4%増、水産乾物が同3.1%増、農産乾物が同8…続きを読む