東北乾物特集:瀬川勝雄商店 地域得意先への貢献増す 業務用、加工場など新規開拓も
瀬川勝雄商店は昨年3月の消費増税前の駆け込み需要が少なからずあった。それ以降厳しい数字が続いてきた。12月決算は、売上げは前期をキープしたが粗利は減少している。海苔、昆布、椎茸など乾物全般にいえることは上物の単価は落ち着いているが、並品から下物の価格が高くなってきて、その差がなくなりつつある。今年はさらにこの傾向が強い。 椎茸の生産、販売環境は変わりないが、ある程度品揃えしておかないといけない。形が不揃いで安価な物が求められ、それでも何割増しかでき