宅配や店舗、オンライン上で「生協の日」を盛り上げる
主要地域生協の月次動向は、宅配・店舗事業とも23年からの流れから大きくは変わらない。宅配事業は、個配がプラスで推移、店舗事業は客数をおおむね維持する中で一品単価の上昇が売上げ増につながっている。事業全体の課題は、人口動態への長期的な対応になる。組合員の高齢化や、業務上の人手不足はすでに差し迫った問題だが、他の食品小売と同様、確実な解決方法を見いだせているわけではない。生協ごとに取り組む地域に根差した事業戦略とは別に、生協全体の協業によって合理性を高めることの重要性が増してい