キリンビバレッジ、「プラズマ乳酸菌」入り飲料で免疫市場拡大目指す

飲料 ニュース 2021.08.04 12271号 10面
左から堀口英樹社長、藤原大介キリンホールディングスヘルスサイエンス事業部部長、山田雄一執行役員マーケティング部長

左から堀口英樹社長、藤原大介キリンホールディングスヘルスサイエンス事業部部長、山田雄一執行役員マーケティング部長

 キリンビバレッジは、キリンの独自素材「プラズマ乳酸菌」を使用した「健康な人の免疫機能の維持をサポート」する機能性表示食品「キリン 午後の紅茶 ミルクティープラス」と「キリン 生茶 ライフプラス 免疫アシスト」を10月12日から全国で新発売する。

 これは、免疫機能の機能性表示食品として届け出公表された日本初の“紅茶”と“緑茶”となる。同社の基盤ブランドの「午後の紅茶」「生茶」から投入することで、「免疫ケア」への認知を高めていく。

 7月29日にAP日本橋(東京都中央区)で開催した発表会で、堀口英樹社長は「ウィズコロナによる感染予防や衛生意識の高まりなど、消費者意識の変化が起こっている。このような変化はチャンスとなる。その変化に対応すべく、既存ブランドとヘルスサイエンス領域を両輪で取り組む必要がある。また、免疫ケアに対してはライト層やミドル層、ヘビー層が存在すると認識している。ミドル層やヘビー層に対しては『プラズマ乳酸菌』のフラッグシップブランドの『iMUSE』を提案しているが、免疫ケアへの意識があまり高くない免疫ライト層に向けて、今回新製品を投入する。当グループ内で最大級の消費者接点を有する『午後の紅茶』『生茶』2ブランドで展開することで、免疫に対する認知を高め、ユーザーの裾野拡大を目指す」と語った。

 なお「プラズマ乳酸菌」入り飲料は、21年上半期の累計販売数量が前年比約5割増と好調に推移しており、今回の新商品発売によるプラスオンを見越し、年間販売目標を当初予定の約2割増となる500万ケースに上方修正している。

 新発売する「午後の紅茶 ミルクティープラス」「生茶 ライフプラス 免疫アシスト」とも「プラズマ乳酸菌」を1000億個配合しているのが特徴だ。

 山田雄一執行役員マーケティング部長は「免疫への興味関心の高まりはあるものの、免疫ケアのために具体的行動を取っていない免疫ミドルからライト層は約7割存在していることが当社調査で判明した。これら免疫ライト層に向けた『プラズマ乳酸菌』をより手に取りやすい環境の創出や啓蒙(けいもう)活動に取組み、高い志を持って、免疫市場を拡大していく」と意気込みを語った。(本吉卓也)

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