フードテックEvolution:CJジャパン・CJバイオ 重要性増す「PBF調味料」
ビーガンパティ・チーズ、プラントベースソースなどPBFメニューを構成する素材は多岐にわたる。付加価値を高めるためには、優位性の高い調味料が必須となるだろう
CJジャパンバイオ事業本部の坂井雄志課長(左)と山内康平係長
●製品開発を強力支援
プラントベースフード(PBF)はサステナブル性や健康志向に対応する有望市場として、急速に認知を高めている。22年も引き続き、肉や卵、乳などの分野で積極的な製品開発が進んでいるが、今後、重要性を増すと考えられるのが、植物由来素材の可能性を引き出すPBFに適した「調味料」だ。世界的企業・CJグループを母体に持つCJバイオとCJジャパンバイオ事業本部では、PBFとの相性に優れる「TasteNrich」を展開。必須とされる臭みや苦味な