2024新春の抱負:精糖工業会・森本卓会長 制度の公平・公正化

 新型コロナの影響から落ち込んだ砂糖需要は、21砂糖年度には回復の兆しを見せておりましたが、22砂糖年度は、ほぼ横ばいの175万tにとどまりました。昨年5月に新型コロナの感染法上の取り扱いが2類から5類に移行し、観光やインバウンド需要の回復等、経済活動の正常化によって、砂糖需要の増加を期待しましたが、一方で、世界情勢の不安定に端を発した食料品やガソリン等の生活物資の値上げが続いていることによる消費マインドの冷え込みが大きく影響したと思われます。
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