順調な売上を続ける食品スーパーだが、価格競争激化の懸念も広がる(札幌市内SM店内)
●消費失速、価格競争突入懸念も
新型コロナウイルスの感染拡大で食生活のスタイルも一変した。在宅勤務やテレワーク、学校の休校など生活環境の変化により、外食を控え家庭内で食事をする中食や内食化の流れが一段と強まっている。道内で感染が拡大しはじめた2月以降、こうした巣ごもり消費の増加に加え特別定額給付金支給など消費の下支えもあって、食品スーパー各社は今年上期おおむね前年比5~10%増の伸長につなげている。コロナ禍であらためて道民のライフラインを支えるスー