なめ茸・山菜加工特集

なめ茸・山菜加工特集:信濃産業 揺らぐ足元 需要創出へ工夫

農産加工 2021.06.28 12250号 05面

 国内最大のエノキ茸産地、中野市が拠点の信濃産業。「エノキはコロナ禍による内食化で生食需要が高まっており、生産調整も重なって加工用の確保が不安定になりつつある」(望月誠一社長)
 糖類などの副原料、包装資材、輸送費などのコスト上昇も足元を揺るがせており、「利益確保は今後、ますます困難になる」という。
 今期は、7月にフレーバー系の新商品を発売予定。「伸びる要素が少ない中で、何とか工夫して需要創出につなげたい」とする。

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