なめ茸・山菜加工特集2023
なめ茸・山菜加工特集:信濃産業 原料高騰と供給不安が深刻化
国内最大のエノキ茸産地、長野県中野市に本社・工場を置く信濃産業。製造コストの大幅な悪化などで事業基盤が揺らぐ中、価格と供給が比較的、安定していた主原料・エノキ茸も高騰と減産が深刻化している。
「電気代など栽培コストの大幅な上昇を受けて生産調整が行われたほか、培地の再利用で菌の劣化が起こったことなどが要因」と望月誠一社長。「エノキ茸、なめ茸とも『物価の優等生』といわれてきたが、持続のためには価格転嫁が必要」と話している。
-
なめ茸・山菜加工特集2023
農産加工「ご飯のお供」を代表する、なめ茸。エノキ茸を醤油ベースで甘塩っぱく仕上げたポピュラーな味わいは多くの支持を集め、半世紀以上にわたって家庭の食卓を中心に親しまれている。その定番品が今、変革期を迎えようとしている。(長野支 […]
詳細 >