長野・山梨地区夏季特集2023

長野・山梨地区夏季特集:地域卸=「地域に必要とされる存在」へ

卸・商社 2023.08.21 12629号 06面
域内では展示商談会も本格的に再開し回復する需要への提案力をあらためて高めつつある(酢徳の総合食品展示会、軽井沢町=6月)

域内では展示商談会も本格的に再開し回復する需要への提案力をあらためて高めつつある(酢徳の総合食品展示会、軽井沢町=6月)

 歯止めがかからない市場縮小と流通再編を背景にした競合激化で足元が揺らぐ、甲信エリアの食品卸。新型コロナの5類移行で外食、宿泊・観光関連などの需要回復が進み、各社とも「うれしい忙しさ」(渡辺玉彦・武田食品社長)に追われている。地域市場では、ナショナルチェーンの勢力拡大と並行した中間流通の再編、ナショナル卸の台頭が鮮明化し、大手寡占の加速に地元卸各社は危機感を募らせる。限られたパイの激しい争奪戦に直面する中、「地域で必要とされる存在」(柏木康全・マルイチ産商社長)を目指し、各社

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    長野・山梨地区夏季特集2023

    総合

     酷暑が連日続く今夏の長野・山梨両県。3年以上にわたって世界中で猛威を振るった新型コロナウイルス感染症の法的な位置付けが5月、季節性インフルエンザなどと同じ5類感染症に移行したことで、甲信エリアの食をめぐるさまざまなシー […]

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