長野・山梨地区新春特集2024
長野・山梨地区新春特集：小売流通＝相次ぐ大型店計画 商圏構図変化か
上信越自動車道・須坂長野東インターチェンジから直線で約500mの長野県須坂市福島に25年秋開業予定の「イオンモール須坂」予定地
23年3月に隣接ビルへ縮小移転した岡島（旧岡島百貨店）跡地にはマンションや商業施設が入る高層型複合ビルが建設される計画だ
人口減少を背景に市場規模の縮小が続く、甲信エリアの食品マーケット。オーバーストアが叫ばれて久しい中、スーパー（SM）は長野のツルヤ、山梨のオギノら地元勢が強さを誇っているが、出店攻勢が続くドラッグストア、食品販売に力を入れるディスカウントストアなどと業態を越えた競合を繰り広げている。それに加え、両県では商圏の構図を変え得る集客力の大型商業施設が25年に相次いで開業を予定。縮み続けるパイの奪い合いは、また新たな局面を迎えそうだ。
●長野 須坂市に「イ
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長野・山梨地区新春特集2024
総合2024年がスタートした長野、山梨両県の食品業界。約4年に及んだコロナ禍の閉塞感からようやく抜け出しつつも、増大するコストが重くのしかかる厳しい船出となった。「値上げに追われた一年」が明けた今年も、適正価格の確保に向け […]
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