アメリカ流通視察報告(4)アトランタに集結する小売業
アトランタは来年のオリンピック開催地。オリンピックがもたらす経済効果は四五億ドルともいわれており、工事が急ピッチで進んでいる。が、その割には街にオリンピック色は薄い。人口の郊外移動が進み、それに伴い大型店も郊外にショッピングセンター(SC)形式で増えている。 米国内屈指の競合激戦地で、クローガー、ウイン・ディキシー、パブリックス、カブフーズの上位四社でシェア六五%を分け合っている。以下も有力小売業が四~六%のシェアで連なっている状況。それだけに異業態と











