ところてんと寒天、歴史と伝統に学ぼう 再評価したい「理想的美容食品」
◆夏の風物詩 夏の風物“ところてん”は、奈良時代から食べられていたといわれる。四方を海に囲まれた日本は、海藻が豊富に採れ、これを料理し“ところてん”が生まれたとしても不思議ではない。そして、日本人は古くから、その料理法を発達させてきた。 すでに飽食の時代といわれ、カロリーの摂りすぎが健康上、問題とされる中で、低カロリー食品として、海藻に対する関心が高まってきた。太る要素がほとんどない上、カルシウムや鉄分が豊富に含まれているのが海