伊藤園研究所、ジャスミン茶に鎮静作用を確認
(株)伊藤園中央研究所(静岡県相良町)は京都大学大学院農学研究科栄養化学研究室との共同研究で、ジャスミン茶の香りによる自律神経系への影響を検証、鎮静作用があることを確認した。 二一~三六歳の男女一〇人を対象に(1)水(2)ジャスミン茶葉二五gを沸騰したお湯一リットルで一分間抽出した後常温に冷却した(3)それを二〇倍に稀釈‐‐の三種を用意し、朝食摂取二時間後から実験を開始した結果、ジャスミン茶の香りには心拍数を低下させ、副交感神経活動を亢進させる作用があ