FSP<顧客識別プログラム>の活用事例(1)競合激化で高まる関心
FSP(フリークエント・ショッパーズ・プログラム=顧客識別プログラム)という言葉が日本に定着して数年になる。優良顧客の固定化、顧客の利用頻度アップ、特売品だけを目当てに来店するチェリーピッカーの排除‐‐などが狙いだ。会員カードを発行して顧客の買物履歴を管理、優良顧客を明確化することがFSPの第一段階。現在は優良顧客への還元策、下位客をランクアップする具体策を実行する第二段階に入ったといえる。脱価格競争を目指しFSPを推進する関東、関西の食品スーパーの取組みを紹介する。