永谷園、夏には「冷やし茶漬け」、店頭販促と大量CMでアピール

(株)永谷園(東京都港区、03・3432・2511)は夏場のお茶漬け製品の拡販を狙って、新しい食べ方提案である「冷やし茶づけ」のTV宣伝を全国で放映開始した。年間でお茶漬けの需要期は12~1月が最大のヤマ場だが、意外にも最も暑い7~8月が第二の需要期という。CMの放映と連動して、売場でも専用の販促ツールで「冷やし茶づけ」を訴求する。

TV宣伝は主力製品「お茶づけ海苔」を暑い夏向けに、さっぱり、ひんやりとした清涼感をアピールすることが狙い。水洗いしたご飯に「お茶づけ海苔」をのせ、冷水や細かく砕いた氷をかけて食べる「冷やし茶づけ」のメニューを前面に出している。

CMのキャラクターには九七年のCM出演で話題を呼んだ広告代理店の松村雅史さんを再び起用。「夏は冷やしで」のキャッチコピーのもと、前回同様に食べっぷりの良さが伝わる内容に仕上げている(写真)。需要期を含む5~8月に全国で大量放映し、夏ならではの新しいお茶漬けの食べ方として強力にアピールしていく考えだ。

流通段階向けには「冷やし茶づけ」をテーマにした大陳ボードやPOP、メニューリーフレットなどの販促ツールを製作し、CM放映に合わせた効果的な売場のバックアップに努める。

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