水産庁、マグロ類の水銀を調査「健康への影響ない」

水産庁は2日、キハダ、ビンナガなど天然のマグロ類八魚種五〇検体に含まれる水銀の実態調査結果を公表した。国際的な食品規格を定めるコーデックス委員会の魚介類中のメチル水銀のガイドラインレベルを超えていなかった。水産庁は平均的な食生活ならば、健康への影響はないとしている。事実上の安全宣言。 メチル水銀は、公害病の原因物質とみられている、生体に吸収されやすい有機水銀。厚生労働省は、魚介類を通じたメチル水銀の摂取について検討を続けている。現在は、マグロ類は暫定的

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