三菱マテリアルと北海製罐、アルミ缶事業を統合 新会社で飲料用シェア3割へ
三菱マテリアル(株)(東京都千代田区、03・5252・5206、井出明彦社長)と北海製罐(株)(同、03・3213・5111、小鷹秀樹社長)は23日、飲料用アルミ缶事業を統合することで合意した。両社は10月1日にそれぞれのアルミ缶事業を分離し、三菱マテリアルが八〇%、北海製罐が二〇%を出資する新会社を設立する予定。新会社は売上高六七〇億円、シェア約二七%となり、アルミ缶大手の東洋製罐や大和製罐に肩を並べる。新会社の平成18年度生産規模は約五〇億缶。市場でのアルミ缶の過当競争は