育児用調製粉乳・ベビーフード特集

育児用調製粉乳・ベビーフード特集:育児用調製粉乳=生産量・輸出量ともに拡大基調

乳肉・油脂 2020.10.28 12137号 08面

 19年の出生数(人口動態統計速報値=外国人を含む国内の実需ベース)は前年から5.5ポイント減少し89万8600人となり、過去10年間で最も大きな下げ幅を示した。育児用調製粉乳(育粉)生産量は出生数減少を反映し、前年比1.6%減の2万7337tと減少に転じた。乳児1人当たりの年間使用量も22.2kgと減少傾向にあり、少子化を如実に表す結果となった。しかし今年に入り、1~8月の生産量は同10.0%増の1万9216tで前年を上回り推移している。輸出用でも量・比率ともに高まってきて

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

  • 育児用調製粉乳・ベビーフード特集

    乳肉・油脂

     出生数の減少が続く中でも底堅い需要を維持してきた育児用調製粉乳とベビーフード市場だが、新型コロナウイルス感染拡大による子育て環境の激変で大きな転換点を迎えている。特に外出自粛と在宅時間の増加は生活スタイルに大きく影響し […]

    詳細 >