明治と味の素社、持続可能な酪農へタッグ CFP算定でGHG削減
明治と味の素社は、酪農業における温室効果ガス(GHG)排出量削減に向けてタッグを組んだ。日本国内で初めて実データに基づく牛乳生産に関するカーボンフットプリント(CFP)算定に着手。同時に味の素社の乳牛用アミノ酸製剤を使用したアミノ酸バランス改善飼料で、乳牛のふん尿から発生する一酸化二窒素(N2O)削減を進める。GHGの排出削減量や吸収量をクレジットとして国が認証する「J-クレジット制度」を活用しビジネスモデル化することで、サステナブルな酪農の実現へ貢献を目指す。(小澤弘教)