明治と味の素社、持続可能な酪農へタッグ CFP算定でGHG削減

乳製品 ニュース 2023.03.29 12556号 01面
左から古田純明治HD取締役専務執行役員CSO、佐藤幸男北翔農場社長、松田克也明治社長、前田純男味の素社執行役常務、久保牧衣子農林水産省大臣官房みどりの食料システム戦略グループ長

左から古田純明治HD取締役専務執行役員CSO、佐藤幸男北翔農場社長、松田克也明治社長、前田純男味の素社執行役常務、久保牧衣子農林水産省大臣官房みどりの食料システム戦略グループ長

 明治と味の素社は、酪農業における温室効果ガス(GHG)排出量削減に向けてタッグを組んだ。日本国内で初めて実データに基づく牛乳生産に関するカーボンフットプリント(CFP)算定に着手。同時に味の素社の乳牛用アミノ酸製剤を使用したアミノ酸バランス改善飼料で、乳牛のふん尿から発生する一酸化二窒素(N2O)削減を進める。GHGの排出削減量や吸収量をクレジットとして国が認証する「J-クレジット制度」を活用しビジネスモデル化することで、サステナブルな酪農の実現へ貢献を目指す。(小澤弘教)

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: 味の素 明治