VOICE:稲葉聡・雪印メグミルク取締役常務執行役員 ミルクで食の持続性

 新型コロナウイルス感染症のまん延や、ロシアによるウクライナ侵攻などの影響によって、現代は先行きが見通にくい不透明な時代に突入しているが、これまで当たり前に手に入っていた食が当たり前に続かないと認識しないといけない。世界的な乳製品需給は、人口増や環境規制で需要と供給両面から引き締まっていくと予想される。
 乳業メーカーとして、ものづくりを通して酪農・乳業をより価値ある産業にしていくことは、食料自給率の向上という日本の社会課題の解決にもつながると考えてい

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