育児用調製粉乳・ベビーフード特集2024

育児用調製粉乳・ベビーフード特集:生産・消費=授乳環境広がり内需上昇

乳幼児食品 特集 2024.10.30 12845号 10面
図1 育児用調製粉乳の月別生産量の推移

図1 育児用調製粉乳の月別生産量の推移

図2 母乳育児に関する妊娠中の考え

図2 母乳育児に関する妊娠中の考え

表1 育児用調粉の生産、輸出数量、国内向け生産量ならびに出生数の推移

表1 育児用調粉の生産、輸出数量、国内向け生産量ならびに出生数の推移

表2 妻の初婚年齢と第1子出生時の母の平均年齢

表2 妻の初婚年齢と第1子出生時の母の平均年齢

表3 婚姻数と1年後の出生数との相関

表3 婚姻数と1年後の出生数との相関

 出生数の減少にブレーキがかからない。厚生労働省が9月24日に公表した「人口動態統計(速報値)」によると、24年1~7月の出生数(外国人を含む実需ベース)は、41万5305人で、前年比5.1%減となった。23年通年での減少率と同等で、このままの傾向が続けば通年では約3万人の減少となる。22年の婚姻数に対する23年の出生数の割合も1.46と前年から大きく下がっており、少子化、晩婚化は歯止めが効かないとみられる。
 一方、育児用調製粉乳(育粉)の生産量は堅

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