雪印メグミルク、マーガリン食感を可視化 ラマンイメージングなどで解析

乳製品 ニュース 2024.12.04 12863号 04面
マーガリン以外の食品への活用も期待される

マーガリン以外の食品への活用も期待される

 雪印メグミルクは11月26日、マーガリンの品質や乳化状態を化学的な定量性に基づき評価する解析技術を開発したと発表した。産業技術総合研究所先端フォトニクス・バイオセンシングオープンイノベーションラボラトリ、大阪大学大学院工学研究科らと共同して、ラマンイメージングと機械学習を用いる解析手法を実現。製造工程や保存期間の長さがマーガリンの微細構造に与える影響を可視化させた。これによってマーガリンの口溶けなど食感の制御だけでなく、品質管理、商品改良などを行う際の実用的な品質評価技術と

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