新進は全体の売上げが前年並みで推移した。全体で9月以降に盛り返しの動きが見られ、特にスパウトタイプの「手間いらず 大根おろし」は10月、前年同月比10%超と好調だった。主力の福神漬けは横ばいで推移しており、9月以降も動きは鈍い。例年実施している食育イ…続きを読む
●浅漬け強化に取り組む ピックルスホールディングス(HD)の子会社ピックルスコーポレーションは今年5月に「ご飯がススムキムチ」定番3品の値上げと量目変更を実施した。大幅な落ち込みを予想したが、結果は数量ベースでやや減少、金額では前年を上回った。浅漬…続きを読む
●キムチ=存在感示すNB商品 漬物カテゴリーをけん引するキムチ市場は、多くのシェアを白菜キムチが占める。鍋需要の高まる昨冬は今年4月ごろまで原料白菜が不作となり、一部メーカーでは量目変更や値上げで対応した。主要メーカーは冬恒例の増量キャンペーンに慎…続きを読む
全国1000店舗超のSMが参画するKSP-POS(KSP-SP社運営)の金額実績を基に、漬物カテゴリーの単品売上高ランキング(全国・カテゴリー別)を取りまとめた。集計対象期間は24年7月~25年9月まで。原料不足のほか、人件費やエネルギー費、包装資材…続きを読む
東京中央漬物(中漬)は10月17日、「2025 C-Zジョイフルフェア」を東京都立産業貿易センター台東館(東京都台東区)で開催した。今年は「原料不足に負けない!~新たな商品価値を食卓に~」をテーマに設定。北海道から九州まで日本各地のメーカーや商社が9…続きを読む
ガリ、紅ショウガ、新ショウガを主としたショウガ漬けに使われる原料ショウガは、その多くがタイ産・中国産の輸入塩蔵ショウガを用いる。25年産はタイおよび中国南部で生育条件に適した天候となり、豊作傾向だった。25年は原料価格が比較的安定したが、来年以降は価…続きを読む
梅生産量の6割を占める和歌山県が2年連続の不作となり、梅干し業界では原料不足に対する懸念が強まっている。同県における昨年の梅収穫量は、2万9700tと過去に類を見ないほど減少。今年は例年の7割程度だとされており、繰り越し在庫がない中で原料事情はさらに…続きを読む
漬物は長年「ご飯のお供」「酒のおつまみ」など副菜や嗜好(しこう)品として親しまれてきたが、近年はダウントレンドが続いている。現在は相次ぐ物価高や米価高騰を受け、食卓への登場頻度の減少が加速。消費者に必要とされる価値訴求や価格の適正化を課題にとらえ、業…続きを読む
日清オイリオグループは下期、採算性悪化を背景とする汎用油の価格改定の早期に完遂するとともに、金額ベースで食用油最大ジャンルのオリーブオイルの回復・改善を最大課題と位置付ける。(村岡直樹) ※詳細は後日電子版にて掲載いたします。
総務省が21日に公表した10月の食料消費者物価指数(相場変動の大きい生鮮食品を除く/20年=100)は127.7となり、前年同月比で7.2%上昇した。生鮮食品を除く総合の上昇率は3.0%だった。食料の値上がりが消費者物価全体を押し上げる構図が鮮明化し…続きを読む