玄米食の普及活動を行う高機能玄米協会。戦略的コメ資源として普及に注力する玄米食専用品種「金のいぶき」は、高栄養と良食味を兼備し、健康志向の高まりを受け、需要が拡大している。 ただ生産に関して、夏場の異常高温で品質劣化と収量の減少が続き、会員各社への…続きを読む
東京都国立市のイタリアンレストランCasa di Caminoは、6月1~30日の期間限定ではくばくがキャンペーンの一環で開催した「ととのうランチフェア」に参画し、もち麦の完全ビーガンメニューのリゾット「もち麦と岩のりのオルツォット風」と、パスタ「岩…続きを読む
サタケは、生産現場の省力化と環境負荷低減に貢献する種もみ消毒処理装置「SASTEMA(サスティマ)」を1月に新発売し、営業を強化している。 種もみの消毒は、イネばか苗病などの種子伝染病の病害を防ぐため、主に薬剤の使用や温湯に浸漬する方法で行われてい…続きを読む
精麦や雑穀、玄米類など健康を基軸としたコメ関連商品の市場(POSデータからはくばく推計)は24年4月~25年3月、前年比17.4%と大きく伸長し、188億円と過去最大規模となった。15年比で見ると約1.9倍に達し、直近の10年間でほぼ倍増している。長…続きを読む
この冬、蔵王や銀山温泉が注目され、世界中から大勢の観光客が訪れた山形県。外食産業を陰で支えるにしむらの25年3月期決算はインバウンド、会合の増加などが追い風となり好業績を残した。新たな定番商品やメニューを育成するとともに、得意先の課題やニーズを踏まえ…続きを読む
岩手県北上市の中村商会の24年9月期決算は売上高58億5400万円(前年比4%増)と過去最高を更新した。地域に寄り添った細やかな提案に加え、DXによる業務の合理化に取り組み、少子高齢化が進む岩手や秋田を地盤に成長を続けている。昨年からAIを活用した発…続きを読む
服部コーヒーフーズは9月7日に創業70周年の節目を迎える。仙台市の喫茶店をルーツとする業務用卸として外食産業の課題に寄り添った経営で成長を続けてきた。卸事業では今期、営業利益10億円必達を目標に掲げる。購買力のある有力店の開拓と深耕、自社製造するコー…続きを読む
北海道や東北、中・西部の業務用卸(正会員23社、登録会員8社)で組織する日本外食流通サービス協会(JFSA)は商品値上げによるコスト意識の高まりや流通構造の変化への対応を急ぐ。具体的な施策の遂行、開発などを取り仕切る事業会社ジェフサの鈴木滋雄社長は「…続きを読む
●低価格帯へシフト進む インバウンドや会合の増加など市場の勢いを追い風に、東北の業務用卸各社の24年度の業績は前年を上回った。しかし、足元ではコメの高騰や食品の値上げ、トランプ関税をめぐる世界的な経済不安の影響から節約志向が強まり外食を控える動きが…続きを読む
大規模農家らで構成する日本農業法人協会は15日、コメの流通に関する会員アンケートの結果を公表し、小泉進次郎農林水産相に手渡した。今後増加させたい販売経路に関して、最も多い回答は「個人消費者」で、31.7%を占めた。 販売先を増やす理由としては、「取…続きを読む