米粉特集:手厚い助成措置で原料米の生産意欲高まる産地

粉類 特集 2010.04.09 10305号 11面
新潟R10運動のキャラクター「米粉パンマン」が登場(朱鷺メッセで開催の「新潟酒の陣、米の陣」会場)

新潟R10運動のキャラクター「米粉パンマン」が登場(朱鷺メッセで開催の「新潟酒の陣、米の陣」会場)

 水田フル活用で、食料自給率向上とともに、農商工連携で関連産業育成を視野に入れ昨年、米粉や飼料用米を中心とした新規需要米制度が本格的にスタートし、農家の間に米粉原料米の生産機運が一機に高まった。さらに今年、民主党新政権による農政転換の柱「戸別所得補償制度」モデル対策が始まり、この動きに拍車が掛かっている。同制度では、米粉原料米や飼料用米を食料自給率向上の戦略作物ととらえ、10a当たり8万円の助成を定め生産支援を本格化するためだ。  ただ、この新規需要米

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