木徳神糧、台湾事業を本格化 「真粒米」施設が竣工

台湾木徳生技の新工場

台湾木徳生技の新工場

平山惇台湾木徳生技董事長(右から2人目)

平山惇台湾木徳生技董事長(右から2人目)

 有力コメ卸の木徳神糧が台湾事業のスタートを切った。現地企業との合弁で台灣木徳生技股〓(フン)有限公司(台湾木徳生技)を設立し、生産設備が南部・屏東県のグリーンバイオパークに14日竣工し、5月をめどに本格稼働する。新工場では、腎臓患者向けタンパク質調整米「真粒米」を生産。独自技術でタンパク質をカットしながらも、おいしさや扱いやすさで通常の精白米に近づけたコメだ。すでに日本で一定の認知を得ているが、生活習慣病の中でも、人工透析腎臓病患者が急増する中国を中心としたアジア諸国からの

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