台湾農業の実力(1)国策として有機農業推進

総合 連載 2020.03.25 12029号 05面
陳駿季行政院農業委員会副主任委員

陳駿季行政院農業委員会副主任委員

 熱帯・亜熱帯農業技術では世界トップレベルを誇る台湾。AIや最新デジタル技術を活用したスマート農業を強みとする。そのほか有機農業を国策として推進し、マーケットが育成されてきた。また、常に海外に目を向け、農業でもASEAN諸国のリーダーシップを取るため活動している。日本にとっては国土が狭く(九州程度)、少子高齢化や1次産業の人口減など同じ問題を抱える一方で、地球温暖化対策として、台湾の亜熱帯農業に学ぶことは多い。シリーズ全4回で初回は、日本の農林水産省副大臣に当たる陳駿季行政院

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