神明、特定米穀業へ参入 高橋商事と栃木に合弁会社

卸・商社 ニュース 2020.07.10 12078号 02面
右から東日本農産会長の藤尾益造神明専務、藤尾益雄神明社長、東日本農産社長の高橋伸也高橋商事社長

右から東日本農産会長の藤尾益造神明専務、藤尾益雄神明社長、東日本農産社長の高橋伸也高橋商事社長

 コメ卸最大手の神明が規格外のコメ(特定米穀)を扱う事業に参入する。北海道・旭川に本拠を置く米穀企業・高橋商事と共同出資で、仕入れから選別、加工、販売までを行う東日本農産(栃木県)を設立したと7日発表した。出資比率は神明51%、高橋商事49%。約24億円を投じ、最先端精米工場を栃木県千塚町に設立(本格稼働は来年6月)し、神明の調達・販売力と高橋商事の選別技術・ノウハウを結集。扱い高年間2万8000tが当初目標だが、徐々に拡大し、この業界で存在感を発揮する考え。

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