ヤクルト本社、順天堂大で寄付講座を開設 プロバイオティクス研究
ヤクルト本社は6月20日、今春から順天堂大学大学院医学研究科内に寄付講座「消化管疾患病態研究・治療学講座」を開設したことを発表した。講座設置期間は4月1日からの4年間。機能性消化管疾患の症状や生活の質(QOL)に対する、プロバイオティクスの効果と作用機序の解明を目的に研究を行い、プロバイオティクスの有用性について確固たるエビデンスの構築を目指す。
同疾患は近年研究が進み、特定のプロバイオティクス摂取で症状が改善した報告もある。しかし、効果の検証は十