育児用調製粉乳・ベビーフード特集

育児用調製粉乳・ベビーフード特集:フォローアップミルク 使用期間・用途拡大が鍵

乳幼児食品 特集 2019.10.18 11957号 09面

 乳児用調粉の使用期間が1歳まで延長されたことで、幼児用のフォローアップミルクは9ヵ月から1歳までの3ヵ月を失うとともに牛乳との競合もあり、減少傾向が続いていたが、ここに来て下げ止まり感も出てきたようだ。各社の付加価値商品の開発や、使用用途・期間拡大に向けた積極提案が浸透してきたとみられる。
 フォローアップミルクは、乳幼児期の栄養バランスを考慮して、離乳期に入った赤ちゃんが、離乳食では補い切れない栄養を補う役割を持つ。牛乳に不足する鉄やビタミン類を強

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