新規食品添加物「ナイシン」に脚光 食肉業界など採用広がる

ニュース 総合 2010.09.22 10382号 03面

 【関西】新規食品添加物として09年3月に認可された「ナイシン」は、食肉業界を中心に採用が広がっている。ナイシンは発酵乳から分離された乳酸菌が産生する34個のアミノ酸からなる抗菌性ポリペプチド(ナイシンA)を主成分とする物質で、乳酸菌、耐熱性菌などのグラム陽性菌に対して広い抗菌作用を発揮するナチュナルな保存料だ。  ナイシンは海外では50ヵ国以上で使用されており、特に耐熱菌および乳酸菌対策やリステリア

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