幅広い年代から注目集める「国産ウイスキー」 需要期へ差別化戦略

酒類 ニュース 2008.10.20 10064号 01面

 国産ウイスキーへ消費者の注目が着実に集まり始めている。50代を中心に原点回帰の兆しが見られるほか、20~30代のトライアルユーザーがジワジワと増えている状況だ。日本洋酒酒造組合によると、1~8月の累計移出数量は3万7326kl(前年同期比0.5%減)で推移。市場を動かすサントリー、アサヒビール、キリンビールの3社は秋冬の需要期で消費動向を活発にするため、業務・家庭用市場ともに独自の差別化政策に余念がない。07年総移出数量は6万0910kl(前年比6.4%減)で着地したが、今

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