【動画】回転寿司スイーツで集客強化 大手3社の戦略と注目メニューを記者が解説
いま回転寿司チェーンは「寿司」という垣根を超えて、本格的な「喫茶」の領域にまで足を踏み入れている。今回の「That’s 番記者」では日食外食レストラン新聞の岡安秀一編集長がメニューのバラエティー化が進む回転寿司チェーンの競争激化について解きながら、各店の注目スイーツを紹介していく。
全国の寿司店はピーク時には約4万5000店舗があったが、現在は2万5000店舗を割り込んでいる。しかし市場規模は年間約1兆5000億円を維持している。店舗が減少しても市場規模が拡大している理由としてあげられるのが、回転寿司チェーンの勢力拡大だ。回転寿司店の市場規模は年間約7000億円。そのうち「スシロー」「くら寿司」「かっぱ寿司」の3社が約4000億円を占めている。
回転寿司チェーンが飛躍した原動力は、業種の垣根を超えたメニューのバラエティー化にある。その中でも近年では「コーヒー&スイーツ」のブラッシュアップが顕著になっている。もはや専門店レベルとも評される「回転寿司スイーツ」の注目メニューが各社にはそろっていて、アイドルタイムの集客強化にも乗り出している状況だ。今後もさらなるメニューのバラエティー化が進むと予想される。
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