7月10日にオープンした直売所は、客との交流の場としても活用する
今年の“日本一の納豆”は、長野市に本社を構える村田商店の「道祖神(どうそじん)納豆」。第18回全国納豆鑑評会で、最優秀賞である農林水産大臣賞を受賞した。「しっかり小粒納豆」も優秀賞を受賞するなど、製造技術力が業界で高く評価された。長野県産大豆へのこだわりや、ユニークな社員教育などの取組みも注目される。7月10日には工場の南隣に直売所を開設し、新たな販売チャネルを開拓する挑戦が始まった。同社を率いるのは3代目の村田滋社長。量や売上げだけを追わない品質重視のスタイルを貫く。