サステナビリティ 未来への胎動:エフピコ 店舗起点のリサイクル

リサイクルの精度を高めるため、工場に集まったトレーは人の手で選別する

リサイクルの精度を高めるため、工場に集まったトレーは人の手で選別する

 ●使用済み容器を資源に
 エフピコ方式のリサイクルは、使用済みの食品トレーなどをスーパーの店頭で回収し、自社のリサイクル工場で原料に戻した後、新たな製品として生まれ変わらせるというもの。再生されたトレーや容器は各店舗で再び弁当や惣菜の盛り付けなどに使われる。店を発着点にリサイクルループを構築していることが、“ストアtoストア”といわれるゆえんだ。
 1990年にわずか6店舗でスタートした店頭回収の取り組みは、現在約1万1000

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