洗浄時間は従来比約4分の1、水の使用量は20分の1以下になった
食品工場の省人化と、自動化を後押しする新技術が登場した。液体充填(じゅうてん)設備などで使う配管の内部を自動で洗浄する装置を悠心が開発し、このほど販売を開始した。これまで人手で分解・洗浄が必要だった配管の清掃作業を自動化し、洗浄時間を約4分の1、水の使用量を従来の20分の1以下に抑えることに成功。生産効率の向上と、省エネルギーの両立を実現する仕組みとして注目を集めそうだ。
新装置は、食品製造の現場で使う配管の中を高圧の水で自動的に洗い上げる。専用ノ