橋本道男島根大学医学部准教授(左)と、山下一也島根県立大学短期大学部副学長
島根大学医学部、島根県立大学短期大学部出雲キャンパス、医療法人仁寿会加籐病院は、DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)がアルツハイマー型の認知症に予防効果があることを検証した。DHA、EPAが含まれる魚肉ソーセージを1年間毎日2本摂取したところ、認知機能の低下の抑制が示唆されたと2日に発表した。健常な在宅高齢者で効果が検証できたのは初めてとのこと。今後は食品を利用した高齢者医療への応用、予防医学から波及効果が期待できるという。