日本食品衛生学会、紅麹事案テーマにシンポジウム開催 開発のリスク評価綿密に

高野伊知郎会長

高野伊知郎会長

 日本食品衛生学会(高野伊知郎会長)は5月30日、公開シンポジウム「機能性表示食品の安全性とリスク」を開催した。テーマは昨年発生した紅麹含有サプリメント問題に焦点を当て、消費者庁食品表示課保健表示室の今西保室長と、食品のリスクコミュニケーション活動を展開する食の安全と安心を科学する会(SFSS)の山崎毅理事長が講演を行った。
 本事案で問題となった紅麹サプリは、紅麹からできる有用成分(モナコリンK)と工場内のアオカビが反応してプベルル酸などを産生したこ

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