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#元気いただきますプロジェクトNEWS:Beer and Tech ロスフラワー救済で生産者支援

機械・資材・IT 2020.10.30 12138号 12面
クラフト紙で優しく包む

クラフト紙で優しく包む

森田憲久代表取締役

森田憲久代表取締役

 ◇インターネット販売推進事業=Beer and Tech

 ●新たな販路にネット

 花き、観葉植物のインターネット通販サイト「HitoHana(ひとはな)」を運営するBeer and Techはコロナ禍で売り先が減少し、廃棄せざるを得ない生花農家の販売促進を支援する“ロスフラワー救済”に取り組んでいる。同社の森田憲久代表取締役は「新たな販路としてネットを積極的に活用してほしい」とし、「生産者の経営が持続してこそ消費者も豊富な品種の花きを楽しむことができる」と積極的に販売支援する。

 同社は“ビジネスとテクノロジーの力で古い産業の未来をつくる”を起業の理念とし、独自のビジネスモデルを追求している。サイトで単に花きを販売するだけでなく、さまざまな品種や樹形や鉢、アレンジメントなど1万超の選択肢から自分の好みに応じて購入できるのが特徴。市場内に設けた加工場で花束やアレンジメントなどを作製、そこで撮影した写真を商品が届く前に顧客は確認できるため安心して購入できる。

 同社がロスフラワー救済に取り組んだのは、3月の緊急事態宣言で冠婚葬祭や催事などが中止や縮小になり、街の花屋も休業して一気に販路が縮小しているとの生産者の声を森田代表取締役が聞いてのこと。同社は自前で花束やフラワーアレンジメントなどにして販売しており、扱う花きは約2万種に及ぶ。品種が減ってしまうと商品の魅力に影響してしまう恐れもあるため、生産者の支援は商品の安定供給にとって欠かせない。

 同社は「#元気いただきますプロジェクト」に参加しており、「HitoHana(ひとはな)」の専用ページからキャンペーンの花や植物を送料無料で購入できる。森田代表取締役は「効果は非常に大きい。新規顧客の開拓にもつながっている」と手応えを示す。花の形を崩さないように梱包のサイズが大きくなるため、どうしても送料が高くなる。無料になるのは消費者にとっても購入のハードルを下げることになる。

 コロナ禍で在宅勤務が続く中、室内を花で飾りたいというニーズが高まっているほか、帰省が難しいため、5月の母の日なども同社サイトを通じて花のギフトを贈る利用客も増えていているという。コロナ禍で花きの新たなニーズも生まれているだけに、ネットを新たな販路として開拓できれば、生産者の経営の安定化につながる。

 今後について、森田代表取締役は「生産者と協力してデジタル化を進め、栽培から流通、販売まで連携していきたい」と高い意気込みを見せる。(山本仁)

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