東京・大阪「焼肉ビジネスフェア2022」出展社の生の声を集めました!!

2022.08.01 522号 08面

 ◎東京

 ◆【ミートフード】 アイマトン

 ●新しい商材探しへの熱量が高い

 数こそコロナ前の水準に戻ってないものの、来場者は付加価値になる新商品探しに熱意の高い人ばかり。今回はエゾシカを中心に揃えましたが試食の反応も上々で、ジビエで焼肉市場に進出する足がかりとして最適です。(外販事業部エリアマネージャー千葉営業所所長 棚町義輝さん)

 ●「北海道シェルヴルイユ エゾシカロングロイン」

 厳格基準で高品質なエゾシカ・ブランド

 北海道浦臼町の自社処理場、北海道内の認証施設のみで処理した野生のエゾシカ肉。厳格な管理体制で安定的な高品質を実現。シュリング処理によりチルドでの保存期間延長を実現している。

 即戦力度★★★ 新感覚度★★☆

 ◆【ミートフード】 アグロスーパー(アンデス・アジア)

 ●好調な展示会と聞いて初出展

 日本の外食産業で最も好調な焼肉の専門展示会と聞いて初めて出展。コロナ禍の影響で思ったよりも客数が少なく残念。会場のレイアウトも工夫の余地がありそう。良い展示会だと思うので来年に期待が持てます。(FOUNDER マーケティング担当 ダニエル・ムニョスさん)

 ●「アグロスーパー四元豚(バラ、肩ロース、ロインなど)」

 4種豚を掛け合わせ

 赤身のおいしいランドレース、ジューシーな保水性に優れたラージホワイト、肉質に優れたホワイトデュロック、独自開発した単一品種L65。四種豚を掛け合わせ赤身とサシのバランスが秀逸。

 即戦力度★★★ 新感覚度★★☆

 ◆【アルコール】 アサヒビール

 ●積極的で熱意あるお客さまが多い

 コロナ下でも飛び抜けて強かった焼肉業界のオーナーに提案できる、絶好の展示会です。積極的で熱意のあるお客さまが多く、新商品に対して前向きに聞いてくださる雰囲気があり、手応えを感じています。(外食営業本部 営業担当副部長 増田慎太郎さん)

 ●「スーパードライ」

 辛口の骨格を継承してリニューアル

 キレのよさはそのままに飲み応えを向上させた、すべての料理に合う新スーパードライ。飲んだ瞬間の飲み応えと瞬時に感じるキレのよさを辛口カーブで視覚化し、訴求している。

 即戦力度★★★ 新感覚度★★☆

 ◆【食品添加物】 M.R.I.PRODUCTS

 ●顧客の声を直接聞け、業界情報集めにも収穫

 添加物という間接商材であるにもかかわらず反応の大きさに驚きました。初出展でしたが、焼肉業界のリアルな声を聞けたのも収穫。肉の価格高騰を背景に原価抑制や歩留まりアップのニーズに大きな可能性を感じています。(営業部 市川泰裕さん)

 ●「やわらかくん」シリーズ

 肉質向上し、歩留まりアップを可能に

 肉を軟らかくし、食味も向上させることができる添加物。無味無臭、無色であらゆる畜産肉に使用できる。漬け込み、インジェクションなど多様な加工方法に対応可能だ。

 即戦力度★★★ 新感覚度★★☆

 ◆【ミートフード】 大山

 ●新規開業前の来場者が多く熱気あり

 新規開業前来場者が多く、熱気があります。年間の出荷頭数が少ない東京ビーフの価値をわかってくださる個人経営店が焼肉BFには多く、長いお付き合いに発展できそうです。(営業部主任 猪俣篤史さん)

 ●「東京ビーフ」

 東京生まれ、東京育ちの黒毛和牛

 きめ細かい肉質で溶けるような味わい。東京の秘境とされる青ヶ島などで産まれた牛を東京の指定農家で肥育した「東京産黒毛和牛」はインパクトがあり、地産地消の点でも付加価値がつく。

 即戦力度★★☆ 新感覚度★★★

 ◆【店舗運営システム】 シェルパ

 ●商談のスピード感が半端ない

 昨年は東京会場に初出展して、いきなり2社も商談がまとまりました。決裁者の来場が多いので、商談のスピード感が桁違いに早いですね。今年は東京・大阪2会場に出展して、さらなるシェア拡大を狙います。(営業本部長 吉原英生さん)

 ●「セルフオーダーシステム Cherpa」

 操作性の高さ高評で600店が導入

 回転寿司業態を中心に国内外600店超の実績を誇る卓上型セルフオーダーシステム。モバイルオーダーやメニューの即時変更を実現するなど新機能も充実させている。

 即戦力度★★★ 新感覚度★★☆

 ◆【調味料】 自然共生

 ●商品開発のヒント得られる

 「ニンニクと焼肉は親和性が高い」と初出展。予想以上にお客さまの反応がよく、試食にも積極的でマッチする取引先とつながりやすい。率直な意見も直接聞け、商品開発の大きなヒントが得られます。(取締役社長 宮崎幸子さん)

 ●「ガリスコ」

 ニンニク好きにはたまらない

 青森県産ニンニクすりおろしをたっぷり使用し、辛味と酸味を利かせたパンチのある新スパイス。焼肉や唐揚げ、海鮮にもぴったり。味変アイテムとして卓上に置くのもおすすめ。

 即戦力度★★☆ 新感覚度★★★

 ◆【ミートフード】 スターゼン

 ●焼肉BFのご縁は長くよい関係に

 「焼肉といえばスターゼン」といった業界をリードする存在感をアピールできる場ですね。毎年出展していますが、ここでつながったご縁は長くよい関係を築ける例が多く、メリットを十分感じています。(営業本部 第2営業部長 豊増哲さん)

 ●「浜中黒牛」

 自社肥育のストーリー性ある牛肉

 北海道浜中町で生まれ育った子牛を、自社農場で同グループの社員が26ヵ月間の長期肥育した交雑種牛。出生から一貫管理で生産し、生産者の顔が見えるストーリー性が魅力。

 即戦力度★★☆ 新感覚度★★☆

 ◆【包装システム】 東京食品機械

 ●前回よりも商談機会増える

 コロナ禍で来場者数を心配しましたが、結果的に前回より多くの商談ができました。目的意識を持って、新しい製品・システムを探しに来られる熱心なお客さまが多く、出展しがいがある展示会です。(営業企画室 山本友美さん)

 ●「スキンパック」

 フードロス削減に

 精肉、鮮魚などを真空状態で密着包装する方式。ドリップの発生も抑え、消費期限も牛肉の場合、冷蔵庫で1週間程度まで延長可能。フードロス削減に役立ち、大手量販店への導入も進んでいる。

 即戦力度★★★ 新感覚度★★☆

 ◆【電気保安管理】 日本テクノ

 ●来場者も出展企業からも問い合わせあり

 ネームホルダーが業種別に色分けされているので、誰に声をかければよいかがわかりやすい。全国から集まる来場者はもちろん出展企業の方からもお問い合わせをいただきます。情報交換を通じて皆さんの事業場環境の課題を知るよい機会となっています。(営業部 首都圏・圏央支店支店長 畦地弘竜さん)

 ●「スマートクロック」

 電気の使用状況をリアルタイムに見える化

 時計に電力の使用状況を色の変化と音声で知らせる機能を付けて、全従業員一人一人の省エネ行動を促す。従業員同士の声掛けなどコミュニケーションの活性化にもつながる。

 即戦力度★★★ 新感覚度★★☆

 ◆【厨房機器】 フクシマガリレイ

 ●販促よりヒアリングが貴重

 焼肉店の経営者が多く来場され、現場の要望を直接ヒアリングできる貴重な展示会です。毎年の出展は展示製品の販促よりもむしろヒアリングが目的です。お客さまの生の声を開発と提案に生かします。(取締役 上級執行役員 中部支社長 水谷浩三さん)

 ●「ブラストチラー ショックフリーザー100V」

 小型100Vで機動力を発揮

 マイナス40℃に急速冷却凍結する小型100V電源のブラストチラー。弁当の粗熱取り、ECサイト、テイクアウトなど販売チャネルを拡張する既存店に好適。“おいしい”を手間なくロスなく安全に実現する。

 即戦力度★★☆ 新感覚度★★☆

 ◆【割材】 マルイ物産

 ●新商品の認知拡大に大きな手応え

 試食提供した「窒素冷凍フルーツソース」は1日1000杯を超えるほどで、認知度アップの狙いは大成功。焼肉店のドリンク活用だけでなく、新業態を模索中の方も多く、皆さん新しい商材を探す目が真剣そのものでした。(代表取締役 趙偉祚さん)

 ●「窒素冷凍フルーツソース」

 フレッシュ果実ドリンクが簡単に

 キウイフルーツ&ナタデココ、ストロベリー&ナタデココなど8種のバラエティー豊かなフルーツソース。カクテル、フルーツティーなど幅広い用途に対応。個食パックで、ロスなく使うことができる。

 即戦力度★★★ 新感覚度★★★

 ◎大阪

 ◆【アグリフード】 川瀬農園

 ●初出展で早々に反響あり

 肉にはコメ。「焼肉店にもコメにこだわってほしい」と初出展しましたが、早々にサンプルや見積もりが欲しいという反響がありました。市場調査も兼ねて継続的に出展し、販路拡大を目指したいですね。(代表取締役 川瀬雄介さん)

 ●「新潟こしひかり」

 もみ殻くん炭で作るこだわりのコメ

 土ではなく、もみ殻を焼いて作るくん炭に種もみをまく、こだわりの農法で生産。粒が大きくハリのよいコメとなり、香りもよい食味。地元のコンテストで賞を取れるほどに成長中だ。

 即戦力度★★★ 新感覚度★★☆

 ◆【配膳ロボット】 Keenon Robotics

 ●機能の体感と提案で商談広がる機会

 広いブースで動かすことで、進化している配膳ロボのありのままの機能を見てもらえました。来場者は、すでに製品を知っていて検討中の焼肉店が多く、ダイレクトな提案ができて商談が広がる機会ですね。(日本営業部 セールスマネージャー 汪亜威さん)

 ●「配膳ロボットT8」

 間口広く55cmの幅まで走行可能

 55cmの幅まで走行可能なコンパクト設計で、表情があるディスプレイを搭載したかわいいデザイン。トレイの間口が300度あり、どの方向からでも簡単に取り出しやすい。

 即戦力度★★☆ 新感覚度★★★

 ◆【デザート】 業食

 ●反応素早い飲食店が多い

 飲食店のリアルな声を拾うことができ、商品提案を行う場としてはぴったりだと感じました。来場者は中小規模の飲食店の方も多いため、反応も動きも素早く、気に入っていただけたらすぐに商談が動きそうな感触です。(営業部 中原賢治さん)

 ●「フルーツ大福」

 萌え断が美しい上品なデザート

 たっぷりのクリームとフルーツが詰まったもっちりとした軟らかさが上品な大福。イチゴ、ブドウ、パイン、マンゴーの4種類。切り分けるだけで、断面が美しい和のデザートが完成する。

 即戦力度★★☆ 新感覚度★★★

 ◆【割材】 佐勇

 ●対応しきれないほどオファー多数

 過去、何度も出展していますが、毎回オファーが多く対応しきれないほど(笑)。そこで今回は大口注文数が想定できそうな飲食店を中心に、ポイントを絞ってアピールしています。イメージ通りのお客さまとたくさんのご縁がつながりました。(大阪営業所 所長 芝高伸幸さん)

 ◆「無農薬有機シチリア産レモン 丸ごとレモンピューレ(冷凍)」

 生搾りより生っぽい

 有機JASを認証取得したシチリア産レモンを丸ごとピューレに。レモンの味わいそのままで、生搾りより「生っぽい」と評判。ドリンク、ドレッシング、デザートの素材におすすめ。

 即戦力度★★★ 新感覚度★★☆

 ◆【ミートフード】 住商フーズ

 ●初日午前中から具体的な商談に

 予想以上にさまざまな業態の方が来場し、皆さん、良い情報を得たいと積極的でありがたいですね。「問屋さんを通して仕入れたい」と、初日の午前中の時点で既に具体的な話も展開した。驚きました(笑)。(マーチャンダイジング本部MD第五部 真島大輝さん)

 ●「スペイン産牛肉」

 安全安心の穀物肥育牛

 2年前に輸入解禁となったスペイン産牛肉を同社ではイチ早く手掛けた。欧州産には珍しく長期穀物肥育で、軟らかくてクセが少ない。成長ホルモンなど不使用で安全安心の赤身肉。

 即戦力度★★☆ 新感覚度★★★

 ◆【ミートフード】 全国肉用牛振興基金協会

 ●試食が好評で順調にPR

 試食では「和牛経産牛肉も想像以上においしい」という感想や問い合わせが多く、順調にPRできました。アンケートの意見も今後に生かし、継続した関係業界への情報発信と共に、生産者支援に努めたいと思います。(事業部統括監 大角光さん)

 ●「和牛経産牛肉」

 高付加価値で今後に期待の牛肉

 消費者にはまだなじみが薄い「和牛経産牛肉」だが、多数の生産者が多角的な視点と技術でおいしい牛肉を生産している。新たな需要喚起や肉質向上の高付加価値化で、今後が期待される牛肉だ。

 即戦力度★★☆ 新感覚度★★★

 ◆【サイドメニュー】 大晃

 ●熱心に話を聞いていただける

 探している食材をしっかりと意識して来場している方が多く、熱心に話を聞いてくれる雰囲気です。当社の商品を既にご存知の方は、より突っ込んだ質問をしてくださるので、商談が進むのも早そうな感触です。(静岡本社・伊豆支店 統括部長 吉長知也さん)

 ●「つんつん漬」

 牛肉で包む新メニューにも

 若いワサビの茎、葉、根を醤油漬けにした。鼻に突き抜ける清らかな辛さが魅力。小鉢や料理のアクセント使いはもちろん、茎を牛肉で包むなどメニューの付加価値アップにも。

 即戦力度★★★ 新感覚度★★☆

 ◆【アグリフード】 たじま農業協同組合

 ●意表突く食材で目立ち好感触

 焼肉にターゲットを絞り、山椒が“肉に合う”を提案しようと出展。他に同様の出展がなく、意表を突く食材として目立ったと思います。興味を持ってくれた人としっかり話ができて好感触です。(営農生産部 特産課 稲葉博通さん)

 ●「朝倉さんしょ(冷凍)」

 脂と相性よく焼肉シーンで活用可能

 香り豊かな「朝倉さんしょ」の実の軸取りをして冷凍し、年間を通じて提供。脂と相性がよく、タレや付け合わせ、盛り付けの彩り、デザートなど、焼肉のさまざまなシーンで活用できる。 即戦力度★★★ 新感覚度★★★

 ◆【ミートフード】 テンダープラス ジャパン

 ●特化した会場で商材を効率的に用意

 US・豪州・NZ産の食肉を扱っていますが、焼肉に特化したフェアなので、ハラミやタンなどの焼肉商材を効率的に用意できますね。仕入れたいという問い合わせが多く、新規の食肉問屋との付き合いが増えました。(大阪・福岡営業部門 統括マネージャー 岸本亨己さん)

 ●「SILVER FERN FARMS ニュージーランド産牧草牛」

 近年評価高まるNZ産赤身牛肉

 日本では輸入量が少なく認知度が低いが、近年再認識され評価が高まっているNZ産ビーフ。軟らかで赤身の味わいが濃く、放牧の牧草飼育でナチュラル志向の人へも訴求力が高い食材。

 即戦力度★★★ 新感覚度★★☆

 ◆【ミートフード】 鳥市精肉店

 ●10件以上の成約に期待大

 「焼肉ビジネス」というテーマと来場者のブレがまったくなく、イメージ通りのお客さまとお会いできる場です。300件ぐらいの見込み客とご縁ができて10件ぐらいの成約を想定していますが、期待以上の結果が得られそうですよ。(代表取締役 市川勝丸さん)

 ●「あいち鴨」

 脂の融点26℃のコク深いおいしさ

 と畜後に急速冷凍し、パッキングしたヘルシーな鴨肉。手作業で丁寧に処理することでうま味が流れ出ず、コク深い味わい。ももスライス、ブロック、骨付きももがあり、どんな料理にも使いやすい。

 即戦力度★★★ 新感覚度★★☆

 ◆【アグリフード】 八代目儀兵衛

 ●販促よりヒアリングが貴重

 想定以上のお名刺を獲得し、出展コストに十分見合っていると思います。当社商品の認知拡大を目的に出展しましたが、そうした目的には特によい場です。店舗関連企業ともご縁ができ、新しい展開も期待できそうです。(米穀卸事業部 法人営業部 マネージャー 片岡弘樹さん)

 ●「焼肉専用米」

 焼肉のための厳選米

 季節に応じて全国各地からおいしいコメを選び抜き、ブレンド技も駆使。年間を通して安定したおいしさを提供している。さらに究極のおいしい炊き方も伝授し、「ご飯品質」を徹底サポート。

 即戦力度★★★ 新感覚度★★☆

 ◆【ミートフード】 MLA豪州食肉家畜生産者事業団

 ●トレンドを生の声で聞ける紹介の好機

 豪州産食肉を紹介するよい機会です。肉の好みが多彩になっている現状に合わせて、牛肉3種と羊肉2種の食べ比べを用意。違いを味わい好みを投票してもらうことで、今の消費トレンドを生の声で聞けました。(シニアマネージャー リテール 中山剛伸さん)

 ●「オージー・ビーフ」

 肥育期間や餌で多彩なニーズに対応

 試食では、長期穀物肥育・短期穀物肥育・牧草肥育の3種類の牛肉を用意。肥育期間や餌の違いにより、サシの入り方や食感などそれぞれに特徴ある牛肉となり、幅広いニーズに対応できる。

 即戦力度★★★ 新感覚度★★☆

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