ホテルレストラン“夢プラン” 東京ベイヒルトン=ヘリコプタークルーズ
昨年9月から三ヵ月の期間限定でスタートしたところ、思わぬ反響を得て今年1月から再開したのが、東京ベイヒルトンの「ヘリコプタークルーズ&ディナー」。
毎週木曜日一日だったクルージングの集客数は、一六一人。12月の団体客四〇人を入れ、合計二〇〇人という予想を上回る結果を得、今年からは木曜、金曜の二日間に増やした。
もともとこのプラン、館内フランス料理レストラン「マ・メゾン」と遊覧飛行を手掛けるエクセル航空(株)が、週日の活性化にとタイアップして実現した企画。
内容は、夜の東京を空から満喫できるヘリ・ナイトクルージング、ディナー、グラスシャンパン、税・サービス料込みで木曜日二万円、金曜日二万二〇〇〇円。
「一回飛ぶのに二〇~三〇万円の費用が必要だったのが、この料金で楽しめるほど身近になった」(湯浅威彦営業係長)のも、営業用ヘリ二機および夜行便の離着陸できる自家用ヘリポートを保持するところ大だ。
「一五分間のクルージングだが、眼下に広がる大都会の光の海に感動のあまり、時間を超えた満足感が味わえる」(青木市場開発支配人)と、カップルを中心に家族の誕生祝い、会社の宴会など利用動機、客層も今まで以上に広げている。
外部とのタイアップでディズニーランドあってのホテルから一歩脱したイベントの登場が期待される。