グリーンで健康アピール 街にあふれる自然・清潔感
グリーン系統を多用する、もしくはグリーン系統にイメージチェンジした飲食チェーンにアンケートしたところ、明確な回答は数少なく思惑のバラつきが目立った。その一部の回答例を挙げてみよう。
グリーンイメージの先駆である二毛作の「プロント」チェーンは、自然と落ち着きの空間をテーマにグリーンを選んだとのこと。展開当初、タブー視されてきたグリーンを使うことは大きな賭けだったという。結果は現在の繁盛ぶりを見れば明らか。大成功と受け止め今後も全店グリーン基調で展開する方針だ。
ハンバーガーの「サンディーヌ」チェーンから業態転換している焼き立てパンの「サンディーヌ・エキスプレス」はフレッシュ&ヘルシーと自然をイメージしてのこと。現在までに八店舗をリニューアルしているが評判の詳細は調査中。
平成2年以降イメージチェンジした「珈琲館」チェーンはロゴマークであるコーヒー豆のグリーンビーンズをイメージしてのこと。自然、若さ、温かさ、清潔さがアイデンティティという。現在までに全店リニューアルを完了している。
外壁を深緑にリニューアルしている中華チェーンの「バーミヤン」では、中華特有の脂質のイメージを打ち消し、医食同源の健康イメージを訴求するのが狙い。色違いで個性的であるため既存店近辺でも新規出店し易いメリットがあり、グリーンでエコイメージもアピールできるそうだ。
ハンバーガーの「ドムドム」チェーンはヨーロピアングリーンを試験的に導入したが効果は現れず、元の暖色系に戻しているとのこと。
「フレッシュネスバーガー」チェーンでは、店舗カラーの聞き込み調査でグリーンが一番評判良く、売物である高品質食材とオープンエア店舗のイメージにも最適だったからという。今後の出店についてもグリーンを標準化して行く意向。
イタリアンFRチェーンの「サイゼリヤ」「フラカッソ」についてはイタリアの国旗の色に起因しているといった見方が妥当だろう。