生かそう新野菜 グリナリーインターナショナル
<工場概要・特徴>
グリナリー・インターナショナルは、オランダの青果物総生産量の七五%(一六〇万t)を占めるオランダ青果物協同組合(VTN)の販売会社として昨年12月に設立され、今年度の売上げは、二七〇〇億円を見込んでいる。日本事務所では、広報宣伝活動、市場開拓活動を行っているが、商流・物流は、同社の指定するオランダ側輸出業者五社から日本の輸入商社を通じて、卸売市場や小売店へという流れになっている。
グリナリー・インターナショナルが扱うオランダ産野菜のうち七五%が、グラスハウス施設内で栽培されている。カビや病気の感染を防ぐため人工土壌を使用し、養液供給や二酸化炭素の濃度管理はコンピュータ制御による。また、病害虫防除のために、施設内に天敵虫を放飼し、殺虫剤としての農薬を使用しないクリーンで安全な農業を実践している。
<主要生産品目・特徴>
オランダパプリカ八色(赤、黄、オレンジ、緑、黒、紫、白、茶)というバラエティーと、ビタミンCやβカロチンが多く含まれており、まさに果物感覚の健康野菜といえる。和・洋・中のいずれにも使える応用範囲の広さも大きな特徴である。
<取引条件>
パプリカ一ケースは、五㎏で約二八~三〇個入りとなっている。
<工場長からのコメント>
パプリカは、料理の中で彩りで目を楽しませ、また上品な甘さも演出します。焼いても、揚げても、漬けても、あえても、そして形を変えてクリームスープやババロアなど、幅広くご利用いただけます。
◆所在地=日本事務所/東京都渋谷区南平台町六―七―三〇一
◆電話=03・3463・2667
◆FAX=03・3496・7167