お茶専門店特集 「ウイークエンド・ティーハウス池袋店」

1997.10.06 137号 15面

ゆっくりとした時間を家庭でも過ごしてもらいたい、楽しんでもらいたい……そのための紅茶アイテムをそろえているのが紅茶専門店の「ウィークエンド・ティーハウス」。

イギリストップメーカーの「ウィリアムソン&マゴー社」に依頼して、ブレンドしたオリジナルティー八種類とマゴー社の四種類、合計一二の厳選された茶葉を中心に、クッキー、食器などオリジナル中心のものを販売。店舗も半分以上が販売用になっている。

「紅茶を飲んでいかれるお客さまは、ほとんど帰りがけに買い物をされますね」と原店長。販売、飲食両部門でイングリッシュアフタヌーンティーが一番の人気。贈答用にも多いが、最近は全体的に人気傾向にあるアールグレーが人気を伸ばしている。

「もっともアールグレーはクセがあるので、一度飲んでもう飲まないという人もいるし、逆にハマッてしまう人もいる」という。

マゴー社はウエッジウッドなどにも卸しているイギリスの有名紅茶問屋で、イギリスでブレンドして日本に輸入している。

イギリスにも卸していない、日本だけで味わえるイギリス紅茶である。

紅茶のスタイルも、シルバー製のティーポットにミルクピッチャー、ホットウォータージャグ(渋くなった紅茶をうすめるお湯を入れる)、ティーストレイナー(茶こし)が並んでいる。

雰囲気もお茶の時間を楽しむための大切な要素になっている。

もう一つ見えない部分では、リーフにあう「水」がポイントになっている。

「おいしい紅茶を入れるために、浄水器を使い三ヵ月に一度くらい、ミクロン単位で水質のチェックをしています」

こだわりぶりがうかがえる。

◆「ウィークエンド・ティーハウス池袋店」(東京都豊島区西池袋三-二九-一、丸井池袋インザルーム2F、電話03・5992・2131)

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