ビバ メキシコ! 知られざる魅力を探る ホテル・カミーノ・レアール
「ホテル・カミーノ・レアール」は夕食が夜8時過ぎから始まる。「カルド・トラペーニョ」というスープには、鳥がらでとったブイヨンにトマト、ニンニク、玉ネギ、アボカド、鶏肉、コメなどが少しずつ入っている。
「ソパレ・マリスコ」という海の幸のスープには、タコ、イカ、貝類などの細かく刻んだものがいっぱい入っている。サルサ・メヒカーナ、スダチのような小さいライムの絞り汁を入れ、好みの味に調節しながら食べる。
メーンディッシュは「カマロネス・レジェノス・クリリアカン」というシュリンプ料理だ。数尾のエビとチーズがベーコンで巻かれていてぜいたくな一品。少々塩味がきつく感じるが、これはグラダラハラが高度一五〇〇mの高地で、内陸地のせいだろう。
ビールはノーチェ・ブエナ(黒ビール)、スーペリオール、モデロ・エスペシャル、ボヘミア、テカテ、レオン・ネグラなど。ブランデーやライムをコーラで割るクーバ・リーブレもおいしい。