名古屋版・話題の店:おふくろの味の惣菜・弁当「こびしや」

2001.06.18 230号 9面

昭和32年に開業。今でこそおにぎりブームだが、当時、対面での惣菜・弁当販売形式の店は、はしりの時代であった。

以来、客のニーズに合わせて試行錯誤を繰り返し、もっか二〇~三〇種類ある手づくりおにぎりは一日平均一五〇〇個、夏場のシーズン時には四、五〇〇〇個を売る高山有数の繁盛店となった。

TVや雑誌の取材も多く、限定商品は朝11時くらいに売り切れるほどの人気だ。

パートは全員が主婦のベテランぞろい。メニューは彼女たちからさまざまなアイデアを出してもらう。専務の直井巌さんは「基本はおふくろの味。日々家庭で食べる食事をちょっとレベルアップしたメニューにしてます」。

弁当・惣菜は八〇〇円~一〇〇〇円と買いやすい価格。店づくりがオープンなためか入りやすく、男性客も多い。

◆「こびしや」(高山市初田町一‐六四、国分寺通り、0577・32・2378)

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