サンシャイン60通りFF4社の店舗戦略を探る ロッテリア=店舗露出効果は抜群
ロッテリアは、58年3月のオープン。以前は通りの入口に向かって右手、いまの場所とは反対の位置にあったが、ビルオーナーとの関係で、現在の場所に店を移した。角地なのでベストロケーションに変わりはない。
平均客単価六〇〇円。イートインが八、九割を占めており、店内で食している風景を多く目撃する。客層は中高生から二〇代のヤング層中心で、土・日・祭日には、ファミリー客が加わる。人気のメニューは、新登場の若鳥の照焼バーガー、ロッテリアオリジナルのえびバーガー、定番メニューのてりやきビーフバーガーなどで、単品価格は三〇〇円から四〇〇円前後。
場所が角地だけに、店舗の露出効果は抜群だが、しかし、場所のよさに頼らずに、独自の店舗オペレーションでも集客力を高めていく方針という。
「従業員のスピーディーな対応と店舗のクレンリネスが最大課題です。この点をしっかりし、店の商品を売っていきたいと思っています」(奈佐昌人店長)。