ダイドードリンコ、新型の「おしゃべり自販機」を全国に投入
【大阪】ダイドードリンコ(株)(大阪市中央区、電話06・6245・4011)は、二〇〇〇年の登場以来、ユーザーの好評を得ている「おしゃべり自販機」の新バージョン=写真=の全国投入を昨年末から開始しており、注目を集めている。
「おしゃべり自販機」は、自販機とユーザーのコミュニケーションを目的に導入した機種。「おはようございます」「いってらっしゃい」「お疲れさまでした」など五〇パターンの言葉をしゃべり、〇三年には「関西弁バージョン」を追加して話題となった。
新バージョン機は、しゃべる機能がさらにパワーアップ。年中行事や季節に応じて「あけましておめでとうございます」「メリークリスマス」「今日も暑いですね」などの言葉を語りかけるほか、英語、中国語、ポルトガル語にも対応。さらに、屋内設置機は、小鳥のさえずりやカモメの鳴き声と波の音など、癒やし系の音も取り入れている。
また、同社が業界に先駆けて導入したポイント機能付き自販機に関しては、ユーザーの購入頻度が高いほど、自販機がフレンドリーに対応し、より親近感が感じられる仕様の機種を展開していく。
同社の商品販売チャネルは自販機が約九割を占め、常時、自販機による安定した販売体制の維持が求められている。今回の新バージョン「おしゃべり自販機」の投入で、「ユーザーへの付加価値およびお得感を提供し、自販機一台当たりの売上げ増加を図るとともに、ダイドードリンコブランドのより一層の浸透を図っていく」方針。