大阪外食産業協会、「外食産業管理士会」設立総会開く
(社)大阪外食産業協会(ORA=大阪市西区、電話06・6536・5575)は2月23日、「外食産業管理士会」設立総会=写真=を大阪市内のニューミュンヘン南大使館で開催した。
ORAでは「外食産業管理士」を、店長として必要な専門的知識や技能などのマネジメント能力を修得し、店の経営者としての意識、行動力、魅力的人間性を持ち、攻めのマネジメントができる人材と定義付けている。ORAが主催するマネジメントコースに80%以上出席し、04年春からスタートした資格認定試験で100点満点中80点以上取った者を合格として認定している。
06年1月末日で認定登録者は71人。平均合格率は70%。
「外食産業管理士会」は会員が交流を持ち、能力と地位の向上を目指し、外食産業の発展に貢献する目的を持つ機関として設立した。同会では今後、研修、セミナー、視察などを開催したり、外食産業管理士の知名度や地位向上のためにPR活動も行う。
亀岡育男会長は「会長就任以来、業界標準の資格認定制度にしたいと取り組んできた外食産業管理士会がこれほど早く設立できてうれしい。同会は管理士8人が世話役として外食産業管理士会の育成をサポートしてくれる。ORAの目標である『外食産業に携わる人材』の育成と『大阪を食を通じて元気にしたい』を実現させるためにも、各企業に価値を認めてもらえるような資格認定制度に育て、会員のスキル向上だけを目的にせず、大学生などを含めた一般の人たちにも資格として認知してもらえるように努めていきたい」と述べた。